「14歳」

銀杏並木から 青色吸いとって
高く澄んでゆく 空見上げている

自転車またがって 手を振り「また明日」
遠ざかってゆく 加速する背中

雪が降ったら この帰り道はもう終わり
気付いているよ

一番星、薄明の手前
夕飯の匂い混じりの風
この風景、見飽きた日常
きみが溶けこみ色を変えた
14歳のきみがいる きみを知ってる

口ずさむ歌は 流行らないメロディ
夢中な横顔が 私は好きだよ

雪が溶けたら この教室はもう終わり
気付いているでしょう

つまらない黒い制服に
赤いラインの同じ上靴
この風景、「見飽きてしまう」と
きみと言えたから笑っていられた
14歳の私がいる きみが知っていてくれる

一番星、薄明の手前
夕飯の匂い混じりの風
この風景、見飽きた日常
きみが溶けこみ色を変えた
14歳のきみがいる きみを知ってる
私がいる きみが知っていてくれる


以前、いつか書こうと言っていた
新曲「14歳」の歌詞です。
私にとってのあの頃の情景をつめこみました。
長く長く練り直して、とても納得のいく形に着地できたな。
4月のライブで絶対歌います、
ご予約お待ちしてます!

配信の準備もしています、もう少しお待ちを〜!

0コメント

  • 1000 / 1000

宮津有沙オフィシャルサイト

北海道在住のシンガーソングライター、 宮津有沙のオフィシャルサイトです。